【業務内容】
都内にある銀行様にて、AMLコンサルティング業務を行いました。
プロジェクトに今年に入って参画し業務を進行いたしました。
主な業務内容としましては、SAM(疑わしい取引監視)と呼ばれるシステムの本番リリースに向けて、銀行で使用しているデータベースにデータスパイダーから全ての必要な値を含んで送られているか、データが全ての必要なレコードを含んでいるかなどを確認する作業を行い、その後は、実際に使用するAMLの検知モデルがしっかり動くかどうかを確認するために、それぞれの検知ロジックを調査、その中から当行様から指定されたルールのアラートをテストとして発生させるべく、ITbを行いました。
ITbではモデルごとに特徴があり、ある程度日にちを使用して発生させるものや、入出金、送金、ローン支払いなどトランザクションにおいても複数あり、それに応じてデータベースに投入するデータの内容も変わってくるため、銀行業務が初めてであった私にとって最初こそ難しかったものの、資料を読み込んだり、行員に実際にご質問をさせていただいたりしていくうちに自然とモデルへの理解が深まっていきました。
ITbの中で、とても大変だったのが、HIgh-Forcusと呼ばれる高リスク系のスコア加算モデルのアラートを発生させることでした。
機密情報ゆえ、詳しく記載をすることはできないのですが、最終的には目的であった全ルールのアラートを発生させることができ、当行の上席からもお褒めの言葉をいただくことができました。
私自身、システムエンジニアとして一番やりがいを感じる時は、開発をしている時や、テスト、リリースをした時ではなく、最後にお客様よりお褒めの言葉をいただいた時であると考えます。
何か自分が携わったものが、世の中で使用され、お客様に感謝をされ使用していただける。これこそ、システムエンジニアとして一番の幸せでありやりがいなのではないかと考えます。
今回得た経験は今後の自分のキャリアにおいてもとても良い影響を及ぼすものと考えており、今後の自身の業務おける糧になると感じており、大変でしたが、半年弱ほどこのプロジェクトに参画できて本当に良かったと感じています。
